特定の人物に対し、非常に偏った拘りを持ち続けている状態
相手から理不尽な扱いを受けて、嫌な思いをしているのに、
なぜかそれを自分で受け入れてしまっている、
むりやり納得しようとする努力をしている、
周囲からは、その問題を持った人間と関係を持つ事を「やめた方がいい」と言われているけど、やめられない、
自分自身、異常である事を頭の中では分かっているのに、懲りずに関係を持とうとする、
常識の範囲を超えたレベルで世話を焼こうとする、
何か当てはまるものがあるでしょうか?
最初に結論を記載しておきます。
あなたは、「共依存」という状態に陥っている可能性があります。
「どうにかして治してあげよう」と思って、もがきながら、解決策を練って、その結果、うまくいかない。
非常に残念ではありますが、相手の抱えた問題を、あなた一人の力では、どうにもなりません。
人を変えるというのは、莫大なエネルギーが必要になります。
そしてそれを通常は、一般の方には持ち合わせていません。
よく考えてみてください。
上記に記した、自分自身の状況。
相手を受け入れている、
無理やり納得しようと努力する、
ですが、これでは相手は変わらないんです。
あなたが実際にやっている事は、相手に合わせてしまっているという事。
あなたが望んでいる事と、正反対の事です。
むしろ、あなたが相手と同じような精神状態へと近づいてしまっているという事にお気づきでしょうか。
精神が疲弊しきっている状態、落胆と絶望に染められている中で、延々と狂った持論を突きつけられ続けると、
簡単に潜在意識の中に刷り込まれてしまうのです。
つまり、その説教を聞き入れてしまうのです。
そして、「私が悪いんだ」と思ってしまうのです。これは、あくまで“転んでヒザにできた擦り傷”を例に挙げた程度の事であり、手当をすれば治るものでしょう。
しかし、あなたが関わっている「問題のある人」は、擦り傷などといった誰でも分かるような事ではなく、
ある特定の限られた人、すなわち「ターゲット」にしか理解できないような限定的な事であったり、
はっきりと断定できる原因を模索するのも困難であり、
一旦解決したかのように見えて、しばらくすると(もしくはその直後に)同じ問題が幾度となく繰り返し起き、
あなたを翻弄・疲弊させながら、半ば諦めと言ってもいい様な精神状態に陥れます。
私は過去に、その疲弊の中で、徐々に選択肢が減っていった感覚を覚えています。
色々な方法で相手の問題を解決しようと試みるも、その効果は全くなく、
その落胆から「あれをやっても意味がない、これも意味がない」と、
対策に出る前から、苦労した後に失敗するという結末が容易に想像がついて、行動に移せなくなりました。
むしろ、気付けばいつのまにかこちらが悪者にされ、常軌を逸した超理論で説教される始末。
この「常軌を逸した超理論」、、。
健康な精神状態であれば、まず受け入れる事はないであろう内容です。
しかし。