―ストレスからくる不調の軽減をお手伝い致します―

自分で自分のハードルを上げてしまっている

期待が普通

駅のホームにエスカレーターが設置されているのを見た事があると思います。

 

あなたは毎日の通勤でそれを利用しており、

 

そこにエスカレーターがある事は普通の事と思っていたとします。

 

ある朝、そのエスカレーターが故障して、使えませんでした。

 

あなたは思います。

 

「急いでいるのに、どうして使えないんだ。疲れるじゃないか。」

 

当たり前に機能していたそれが、今、役に立たない状態になっている。

 

期待している状態が、通常の状態になってしまっているのです。

 

本来は色々な事の結果として今があるのに、今を単品としてしか見ようとしない。

 

そこだけで善悪を判断してしまうので、価値を見出せなくなってしまっています。

 

今ある現状が「当たり前」と思うのか、「色々な力と偶然の積み重ねで成り立っている」と思うのか、

 

その考え方一つで、後々の結果が大きく違ってきます。

 

もしもこれを「当たり前」と捉えてしまうと、

 

何をやってもそれがまるで当然かのように思えてくるようになってしまいます。

 

単調なものに感じてきて、物足りなさすら感じるようになってきます。

 

そこに何かちょっとした手違いやトラブルが発生した時が、面倒なのです。

 

物事を謙虚な姿勢で受け止めていると、いくらでもポジティブに解釈できるようになるのです。

 

価値観のハードルを下げると、見えていなかったものが次々と見えてくるようになります。

 

現在までたくさんの人が色々な発明をして、世の中をここまで便利にしてくれて、

 

そして幸運な事に、私たちは便利になったこの世の中に生まれてくる事ができたのです。

タイムスリップ

不便を感じた瞬間は、本来あったはずの便利なものが使えない状態という事です。

 

私はそれを、“過去にタイムスリップした”と解釈します。

 

エスカレーターが使えなかったという事は、

 

この世の建物で、上の階に上る為には階段しか存在しない時代へタイムスリップしたのと同じです。

 

携帯電話・スマートフォンの電源が切れてしまえば、

 

通信機器の存在しない時代へタイムスリップしたのも同然です。

 

ガスコンロが壊れたら、火すらつけられない、原始時代まで遡った事になります。

 

もちろん、そういった物が使えない期間は一瞬です。

 

エスカレーターはいずれ修理され動き出すでしょうし、

 

携帯電話もスマートフォンも、充電すれば使えるようになります。

 

火をつけるという目的のみであれば、ライターを買ってくれば解決です。

 

過去から、即座に現代へと戻れるのです。

 

不便さを感じる時間を半日でも感じていると、

 

もとの便利さを取り戻した時、いかに現代が便利なのかを痛感します。

 

その痛感している瞬間は確実に、ハードルを低く設けている状態です。

 

この時の気持ちを心に思い留めておくのです。

 

「あって当たり前」「できて当たり前」という思考は、

 

多くの場合は「じゃあ、無かった時、できなかった時は、どうするの?」という事を考えていない事が多いです。

些細な事への感謝

人類が生みだした様々な道具、そこに至るまでの歴史を考えたりすると、

 

文明というものの偉大さを感じる事ができます。

 

これは人間関係でも大いに言える事です。

 

特に、

 

長い間培ってきた関係、積み上げられた信用も、「当たり前」と思っていると、蔑ろにし始めます。

 

相手を雑に接する事が増え、些細なきっかけで信用は簡単に崩れてしまい、

 

その失った信用を取り戻すのには時間がかかったり、あるいは一生取り戻せない場合もあります。

 

相手が自分にしてくれる事に対してハードルを低くして受け取っていると、

 

些細な事でも「自分の為に、こんなに親切にしてくれた」と思えます。

 

知り合いが、悩み事を聞いてくれただけで、「自分の為に時間を割いてくれた」と思えたり、

 

仕事の休憩で、自分の分までコーヒーを買ってきてくれる同僚に

 

「自分の財産を使い(ちょっと大げさですが)コーヒーを用意してくれた」と思えたり

 

もっと些細な事だと

 

コンビニに入る時に、前を歩いていた、まったく知らない人が、

 

入口の扉が閉まらないように手で抑えててくれただけでも感謝できたり、

 

車を運転していて、道を譲ってもらっただけでも、その相手の気遣いに感謝できたり、

 

探せばキリがないくらい、世の中には感謝を感じれる種が存在します。

 

当たり前のようにある道具、当たり前のように気遣ってくれる家族や仲間、

 

今ある当たり前を「普通の事」と思いハードルを上げたりせず、

 

感謝の気持ちを忘れずにいきたいものです。


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